伝統工芸ワークショップ
京都の伝統産業である型友禅、竹工芸、清水焼の制作ワークショップです。お弁当包みやお箸、コップなど、毎日使える物を制作しながら、科学技術の発展とものづくりの関係について学びます。
開催日時
子ども向け(小・中学生/ただし小学3年生以下は保護者同伴必須):10:30~12:00
一般向け(高校生以上):14:00~16:00
料金
各2,000円
申込方法
3月上旬からの受付を予定しています(抽選)。詳細は決定次第、当ウェブサイトで発表します。
型友禅

講師
山元 桂子
(染めものブランド ケイコロール主宰)
1983年 三重県生まれ
2008年 京都造形芸術大学大学院芸術表現専攻修了、現代美術作家として活動
2009年 結婚を機に(株)山元染工場に従事
二児の母
体験内容

子ども向け
型友禅の技法を用いた「お弁当包み作り」
型友禅の技法を用いて、白い布をカラフルに染めます。様々な型紙を使って、自分だけの模様を描きましょう。
一般向け
型紙を手作りする「お弁当包み作り」
型紙を手作りし、オリジナルの図柄に染めます。型紙を使うからこその、色や柄の重なりが織りなす妙を体験しましょう。
竹工芸

講師
真下 彰宏
(竹工芸・竹垣職人/京もの認定工芸士)
1977年横浜生まれ。5歳の頃に京都府長岡京市へ移り住み、「竹」と身近に育つ。
京都伝統工芸専門校で竹工芸を学び、卒業後1998年に長岡銘竹株式会社に入社。入社以来、師である三島一郎(京の名工)に師事し、竹垣製作に従事する。主な仕事に、桂離宮、京都迎賓館、平安神宮、松花堂庭園などがある。
2015年3月、京都府知事より、「京もの認定工芸士」に認定される。
現在、アメリカやイタリアで竹垣の製作実演やワークショップをし、海外での竹工芸の普及を目指している。
体験内容

子ども向け
箸・スプーン作り
特製のカンナや紙やすりを使って、毎日使いたくなるお箸とスプーンを作ります。舌ざわりなめらかに仕上げましょう。
一般向け
四海波花かご作り
細く薄く加工した竹を使って小さなかごを編みます。網目の感覚や全体のバランスを意識して、美しい仕上がりを目指しましょう。
清水焼

講師
高島 慎一
(京焼・清水焼伝統工芸士)
1972年 京都市に生まれる
1996年 立命館大学大学院理工学研究科修士課程修了
1998年 京都市工業試験場窯業研修修了
1999年 京都府立陶工高等技術専門校修了、故三代目洸春に師事
京焼・清水焼展入賞(以後2007、2010、2012~2019年入賞)
2012年 京焼・清水焼 伝統工芸士認定、京都市伝統産業「未来の名匠」認定
2020年 京都「目の輝き企業」認定
体験内容

子ども向け
釉薬で絵をつける「コップ作り」
鉱物や灰等でできた釉薬でコップに色を付けます。釉薬と窯で焼いた後の色の違いを学び、出来上がりを想像しながら描きましょう。
一般向け
釉薬を配合して絵をつける「マグカップ作り」
参加者全員で作る色を決め、1人1色ずつ釉薬を配合し、マグカップに色を付けます。理想の色を作ってみましょう。
※清水焼は子ども向け・一般向けとも、体験後に工房で焼き、2週間程度でお届けします(体験料に発送料込)。