STEAM THINKING -未来を創るアート京都からの挑戦アートカルティベートフォーラム
「アートとサイエンス、そして私たちの幸福について」


 本フォーラムにつきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、開催を中止することにいたしました。
 楽しみにされていた皆様には、多大なご迷惑をおかけしますこと、またフォーラム直前のご案内となりましたことを、心よりお詫び申し上げます。
 なお、本フォーラムのご出演者による対談を実施し、その様子を当サイトで公開する予定ですので、ご覧いただけると幸いです。

赤松 玉女、山極 壽一

サイエンスの発展が恩恵だけを与えるものではないという認識が広がるなか、私たちの未来にとって、望ましいサイエンスとはどのようなものでしょうか。KYOTO STEAM-世界文化交流祭-では、この問いに対して、人類が作り出したもうひとつの所産であるアートに答えを求め、プロジェクトを推進しています。
本フォーラムでは、サイエンティストやアーティストの多角的な視点から、サイエンスとアート、そして私たちの未来について考えます。サイエンスとアートを携えた私たちは、どこへと向かうのか。未来に向けた新しい出発点を想像/創造します。

アートカルティベートフォーラム「アートとサイエンス、そして私たちの幸福について」(【第1部】トークセッション1 磯部 洋明×小山田 徹「対話のフリークライミング」)

3月9日に収録したトークセッションの様子をご覧いただけます。

アートカルティベートフォーラム「アートとサイエンス、そして私たちの幸福について」(【第1部】トークセッション2 砂連尾 理×古屋 俊和「サイエンスとともに踊ること」)

3月9日に収録したトークセッションの様子をご覧いただけます。

アートカルティベートフォーラム「アートとサイエンス、そして私たちの幸福について」(【第2部】対談 赤松 玉女×山極 壽一「アートとサイエンス、そして私たちの幸福について」)

3月9日に収録した対談の様子をご覧いただけます。

開催日時
2020年3月9日(月)
18:00~20:45 開場17:30 ※受付は開場と同時
会場
京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール
出演者
【第1部】トークセッション
セッション1 「対話のフリークライミング」
磯部洋明(宇宙物理学者/京都市立芸術大学准教授)小山田 徹(美術家/京都市立芸術大学教授)
セッション2「サイエンスとともに踊ること」
砂連尾 理(振付家・ダンサー/立教大学特任教授)
古屋俊和(データサイエンティスト/株式会社エクサウィザーズファウンダー)
【第2部】対談「アートとサイエンス、そして私たちの幸福について」
赤松 玉女(画家/京都市立芸術大学学長)山極 壽一(霊長類学者/京都大学総長)
参加対象
どなたでも
料金
無料
申込
要(申込が多数の場合は先着/一部当日受付あり)
申込先
KYOTO STEAM-世界文化交流祭-実行委員会 事務局Email:info@kyoto-steam.org
TEL:075-752-2212 (※)FAX:075-752-2233
※平日(月曜日~金曜日)8:45~17:30の対応になります。「氏名・ふりがな・住所・メール・電話番号・同伴者の有無(有の場合は人数)」をお知らせください。※3月1日(日)までにお申込みいただいた方には、「参加票」をお送りします。「参加票」は、当日受付にてお渡しください。3月2日(月)以降にお申込みいただいた方は、当日受付にてお名前を確認させていただきます。
申込期間
3月9日(月)※フォーラム開催まで受付可能ですが,席数に限りがありますので、できる限り事前のお申込みをお願いします。
定員
500人

登壇者

  • 磯部 洋明(いそべ ひろあき)

    宇宙物理学者/京都市立芸術大学

    京都市立芸術大学准教授。宇宙物理学者。1977年神奈川県生まれ、岡山県育ち。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。東京大学およびケンブリッジ大学の研究員、京都大学宇宙総合研究ユニットおよび同大学院総合生存学館の教員等を経て2018年から現職。専門は太陽の活動現象やその地球への影響の研究。哲学、人類学、歴史学などと協働した人文社会系の宇宙研究や、宇宙落語、お寺で宇宙学など異分野とコラボした企画も多く手がける。

  • 小山田 徹(こやまだ とおる)

    美術家/京都市立芸術大学

    1961年鹿児島に生まれる。京都市立芸術大学日本画科卒業。1984年、大学在学中に友人たちとパフォーマンスグループ「ダムタイプ」を結成。ダムタイプの活動と平行して1990年から、さまざまな共有空間の開発を始め、コミュニティセンター「アートスケープ」「ウィークエンドカフェ」などの企画をおこなうほか、コミュニティカフェである「Bazaar Cafe」の立ち上げに参加。日本洞窟学会会員。

  • 砂連尾 理(じゃれお おさむ)

    振付家・ダンサー/立教大学

    1991年、寺田みさことダンスユニットを結成。近年はソロ活動を中心に京都・舞鶴の高齢者との「とつとつダンス」、宮城・閖上(ゆりあげ)の避難所生活者の取材が契機となった「猿とモルターレ」、また病、障害などを〈生きる過程にある変容〉と捉え、対話を通してダンスへと変換する「変身̶ええ、私です。又あなたです。」などを発表。著書に「老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉―ダンスのような、介護のような―」(晶文社)。

  • 古屋 俊和(ふるや としかず)

    データサイエンティスト/株式会社エクスウィザーズファウンダー

    複数のテクノロジー・ヘルスケア関係のベンチャーを創業・支援。大手企業を中心に複数のAIプロジェクトを担当。AIプロジェクトの7割は失敗すると言われている中、すべてのプロジェクトで顧客からプロジェクトの継続依頼を受けるなど、日本を代表する凄腕データサイエンティスト19人に選出される(週刊ダイヤモンド)。株式会社エクサウィザーズは創業後、3年で企業価値250億円まで上昇させ、取締役辞任。その後、VR等を手掛けるQuantum Analyticsを創業。京都大学経営管理大学院卒(MBA)。Quantum Analytics, inc CEO。人工知能研究会運営委員。京都大学情報学研究科博士課程在籍。

  • 赤松 玉女(あかまつ たまめ)

    画家/京都市立芸術大学学長

    1959年兵庫県尼崎市生まれ。1984年に京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻(油画)修了後、国内外の美術館やギャラリーでの展覧会を中心に活動。油彩、水彩、フレスコ技法等、画材や技法を組み合わせた絵画表現の可能性を研究。イタリアでの創作活動等を経て、1993年に京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻教員に着任。2018年美術学部長。学外の組織と連携して、知的障害児・者のアート活動支援の分野に積極的に取り組んでいる。2019年4月1日、公立大学法人京都市立芸術大学理事長・学長に就任。

  • 山極 壽一(やまぎわ じゅいち)

    霊長類学者/京都大学総長

    1952年東京生まれ。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学。理学博士。京都大学霊長類研究所助手、同大学大学院理学研究科助教授、同教授、同研究科長・理学部長を経て、2014年より京都大学総長。現在、日本学術会議会長、環境省中央環境審議会委員、総合科学技術・イノベーション会議議員を務める。著書に『ゴリラからの警告「人間社会、ここがおかしい」』(毎日新聞出版)、『ゴリラに学ぶ男らしさ』(ちくま文庫)等。