OKAZAKI MARKET+参加型プログラム「幸福を呼ぶ新しいいきものの園」


実際の展示形態とは異なります。

参加型プログラム「幸福を呼ぶ新しいいきものの園」

〇〇できる、〇〇してくれる、〇〇が得意、〇〇を笑顔にしてくれるなど、あなたや誰かを幸せにする「いきもの」を想像して描いていただき、幸福をもたらす「いきもの」の創造を通じて、自身や他者にとっての幸せとはなにかを考え、未来を想像するきっかけとしていただきます。

実施方法

  1. 「幸福を呼ぶ新しいいきもの」を想像して紙に描いていただく。
  2. 描いた「いきもの」のイラストをデジタルデバイスでスキャンすると、ディスプレイ上で「いきもの」が動き出す。
  3. ディスプレイ上にたくさんの「いきもの」が集まる園をつくる。
日時 2021年12⽉25⽇(⼟)、26⽇(⽇)各10:00〜16:00
会場 ロームシアター京都 プロムナード (北側)
対象 どなたでも(ミニレクチャーは⼩学⽣以上)
料金 無料
申込 不要(ミニレクチャーは予約優先)

「幸福を呼ぶ新しいいきものの園」ミニレクチャー(全6回)

「幸福を呼ぶ新しいいきもの」を描いていただくに当たり、想像⼒を刺激するミニレクチャーを開催。アートやサイエンスの専⾨家による“いきもの”についてのお話と、事前に受け付けた質問にお答えします。

日時 ① 神獣にモデルになった動物たち 11⽉7⽇(⽇)11:00〜11:45 ※申込終了
② トリは恐⻯から進化した 11⽉7⽇(⽇)13:00〜13:45 ※申込終了
③ やさしいようかい 12⽉25⽇(⼟)10:00〜11:00
④ 美術のなかのミラクルないきものたち 12⽉25⽇(⼟)11:30〜12:30
⑤ 恐⻯を描いてみる 12⽉26⽇(⽇)10:00〜11:00
⑥ SFに⾒る未確認⽣命体 12⽉26⽇(⽇)11:30〜12:30
会場 ①〜② 京都市動物園レクチャールーム
③〜⑥ ロームシアター京都 プロムナード(北側)
対象 ⼩学⽣以上
定員 ①〜② 各回35名※申込終了
③〜⑥ 各回20名(先着順・予約優先)
料金 無料(①②のみ要入園料)

ミニレクチャー参加申込⽅法

申込期間

11⽉2⽇(火)10:00〜12⽉23⽇(木)17:00

参加申込方法

必要事項を、参加申込フォームもしくはFAXで送信してください。

FAX送信先 : 075-752-2233(KYOTO STEAM実⾏委員会事務局)

【必要事項】
①ご希望のミニレクチャー名 ②⽒名 ③ふりがな ④メールアドレス
⑤電話番号(中校⽣以下は保護者の番号。可能な限り携帯電話の番号をご⼊⼒ください。)

※複数⼈で参加をご希望の場合も、1名ずつお申し込みください。

①神獣のモデルになった動物たち、②トリは恐⻯から進化したの詳細は、こちらをご覧ください。

③ やさしいようかい

⼀⼝に妖怪と⾔っても、姿も性格も様々です。
このレクチャーでは、優しい性質・性格の妖怪をピックアップして紹介します。

講師

河野 隼也(妖怪藝術団体百妖箱代表)

嵯峨美術⼤学芸術学部講師。妖怪⽂化研究家、妖怪造形家、妖怪企画プロデューサー。
幼少期より妖怪が好きで、⼤学進学後は京都の妖怪伝説の観光利⽤についての実践的研究を⾏う。2005年に「妖怪×アート×地域振興」をテーマに活動する「妖怪藝術団体百妖箱」を⽴ち上げ、⼀条百⻤夜⾏やモノノケ市など、様々な妖怪イベントを⼿がける傍ら、妖怪をテーマにした作品制作も⾏う。著書に『きみのとなりにいるリアル妖怪図鑑』。

④ 美術のなかのミラクルないきものたち

古今東⻄、美術作品には、特別な⼒を持ったいきものたちが描かれてきました。
このレクチャーでは、⽇本の美術作品に描かれた神獣や霊獣などのミラクルないきものたちを紹介します。

講師

永島 明⼦(京都国立博物館 教育室⻑ 兼 工芸室勤務 漆工担当)

専攻は漆工芸史。国際基督教大学、ロンドン大学、京都大学で学び、マリー・アントワネットの蒔絵コレクションを始めとする輸出漆器に関する論文で京都大学博士(人間・環境学)の学位を授かる。作品調査を重視する専門の傍ら、日本美術になじみのない人とともに国立博物館の収蔵品を楽しむ方法を探り、『百獣の楽園―美術にすむ動物たち―』( 2011 )、『遊び』( 2013 )、『オリュンピア×ニッポン・ビジュツ』 (2021) などを担当してきた。

⑤ 恐⻯を描いてみる

恐⻯はどんな姿をしていたのでしょうか? 手は? シッポは? ツメは?
このレクチャーでは、恐⻯の体の細部を観察しながら、実際に恐⻯の絵を描いてみます。

講師

川崎 悟司(イラストレーター/ウェブサイト「古世界の住⼈」運営者)

1973年⼤阪府⽣まれ。
2001年に⾃ら恐⻯や古⽣物などのイラストを掲載したウェブサイト、古世界の住⼈を開設。図鑑や書籍などで⽣物全般を描くイラストレーターとして活動している。最近では動物のあらゆる進化の可能性を考察した架空動物などを描いている。おもな著書に「ならべてくらべる絶滅と進化の動物史」(ブックマン社)、「カメの甲羅はあばら⾻」(ソフトバンククリエイティブ)などがある。

⑥ SFに⾒る未確認⽣命体

実在が確認されていない⽣物、「未確認⽣命体」。まだ⾒ぬ彼らはどんな存在なのでしょうか。
このレクチャーでは、SF作品に描かれた未確認⽣命体たちを紹介します。

講師

⽊村 ⼤治(京都⼤学名誉教授/宇宙⼈類学者)

1960年愛媛県⽣まれ。京都⼤学理学研究科博⼠課程修了。現在、京都⼤学名誉教授。
⼈類学、コミュニケーション論を専⾨とする。1980年代より、コンゴ⺠主共和国で⼈類学的調査をおこない、その成果は『共在感覚』(2003)にまとめている。コミュニケーション論関係では、2011年に『括弧の意味論』を、最近では、宇宙⼈とのコミュニケーションの問題を扱った『⾒知らぬものと出会う』(2018)を著している。